UAV
UAV写真測量


空撮で、
静止画や動画も
ABOUT UAV
鳥のように自由に空を飛べたなら…。一度や二度、そう思ったことはありませんか。これまで空撮は、パラグライダー等で大きな手間をかけ、危険と隣り合わせで行っていました。
現在ではUAV(無人航空機)で、高画素の静止画はもちろん4K動画も撮影でき、高いニーズにお応えできます。空から撮影した映像は、見慣れた景色も新鮮に見え、私たちに感動を与えてくれます。


災害現場や危険地帯のような 人の立入が困難な場面で、 スピーディな活用ができます。
弊社では、従来の測量方法に加え、測量機器にUAVを導入しました。
測量の分野では、UAVをGPS情報で自動航行させて空撮を行い、その画像を使いパソコンソフトで3次元立体形状データを作成します。このデータは、縦横断形状を任意の地点で作成できるほか、オルソ画像の生成、土量計算や景観シミュレーション、災害シミュレーションにも活用できます。
地形測量、縦断測量、横断測量と、同じ場所でも3種類の測量が必要な現在の測量方法に比べ、UAV測量はわずか1回のフライトで全ての測量を行うことができます。この利点を活かし、斜面崩壊・地すべり現場、災害現場、危険箇所など、立入りが困難な場所でスピーディな状況把握ができるので、早期復旧計画策定等に活用できます。
※現場の地形や環境によっては、UAVでの測量ができない場合があります。
※測量精度は、地形等の条件により変動いたします。


活用シーン
SCENE

- イベント撮影
- ・学校、企業の記念行事撮影
・広告、コマーシャル用映像撮影
- 観光PR
- ・観光PR映像の撮影
・遊園地、公園等の施設紹介
- 測量・調査
- ・道路、農地、造成地等の各種計画予定地の景観図
・現況図作成、三次元データ作成
・公共施設(橋梁、ダム等の大型構造物、建設物)の老朽化調査や維持管理
・河川、道路、急傾斜地の現状調査やパトロール
- 災害調査
- ・土砂崩れ、土石流、地滑り、洪水等、立入が困難な自然災害現場の状況把握と初動調査
・災害復旧箇所の計測(延長・面積・度量測量)や構造物の損傷状況の把握
・火山地形・地すべり挙動調査
- 工事現場の出来高管理
- ・工事前の状況撮影、竣工画像
・度量計算により、事業の進捗率の確認
- 設計・プレゼン資料作成
- ・三次元データを利用し、完成後のシミュレーションを視覚的に再現
・三次元データを利用した周辺施設の総合計画
- 歴史的文化財・考古学的遺跡調査
- ・建築物、遺跡等の俯瞰、鉛直画像撮影
・発掘調査の全工程状況撮影
ドローンの紹介
DRONE INTRODUCTION
弊社では、用途に応じて3種類のUAVを利用しています。
また、安全のための運転技能講習を修了した技術スタッフより、徹底した管理体制で作業を行っています。
※損害賠償保険(対人・対物)に加入しています。
SPREADING WINGS S900:対人5億円、対物5億円 / PHANTOM 3 Professional:対人1億円、対物5千万円
PHANTOM 4 Pro V2.0
(DJI社製)

1インチ2,000万画素のCMOSセンサーを搭載し4K/60fpsの動画と14fpsの静止画の連続撮影ができる。前後左右と上方向の合計5方向の障害物を認識し、GPSがなくても障害物を回避しながら安定した飛行が可能。ディスプレイを備えた専用送信機は、高精度で素晴らしい操作性を実現。
SPEC
- 機体重量
- 1375g
- 最大飛行時間
- 約30分
- 最大通信距離
- 日本では4km(見通しが確保された状態)
- 飛行条件
- 雨・雪なし、風速10m以下
- 有効画素数・
画像サイズ - 2,000万画素
3:2アスペクト比:5472×3648
4:3アスペクト比:4864×3648
16:9アスペクト比:5472×3078
- ビデオ録画
モード - H.265
C4K:4096×2160 24/25/30p @100Mbps
4K:3840×2160 24/25/30p @100Mbps
H.264
C4K:4096×2160 24/25/30/48/50/60p @100Mbps
4K:3840×2160 24/25/30/48/50/60p @100Mbps
PHANTOM 3 Professional
(DJI社製)

空撮映像がライブ配信された画像を、手元のタブレット端末で確認しながらシャッターを押すことができます。高画質のカメラを搭載しています。
SPEC
- 重量
- 約1.3kg
- 最大飛行時間
- 約23分
- 最大通信距離
- 2km(見通しが確保された状態)
- 飛行条件
- 雨・雪なし、風速5m以下
- 有効画素数・
画像サイズ - 12.4M 4000×3000
- ビデオ
録画モード - UHD 4096×2160p 25
SPREADING WINGS S900
(DJI社製)

高性能な多用途マルチローター型ヘリコプターです。軽量・強固・安定性が特徴で、低振動で鮮明な撮影ができます。開脚スキッドと低位置シンバルで広範囲撮影が可能です。目的に応じたカメラを取り付けることだできます。
SPEC
- 機体重量
- 3.3kg
- フライト時重量
- 8.2kgまで
- 最大飛行時間
- 約18分
- 最大通信距離
- 2km(見通しが確保された状態)
- 飛行条件
- 雨・雪なし、風速10m以下
空撮そして測量、設計へ
UAV AERIAL SURVEY & DESIGN
正確な飛行ルートの設定

UAV測量で3D点群データを作成するためには、測量対象エリアを連続ラップ撮影(隣り合う写真が6~8割重なり合うような連続撮影)をする必要があります。DJI社製ドローン測量用自動飛行アプリGS Proは、Google社が提供する地図を見ながら、高度、緯度、経度、飛行速度等、詳細な条件を設定でき、PCで事前に正確な飛行ルート計画を行うことができます。さらに、このソフトには写真測量ツールが備わっているので、正確な飛行ルートを作成することで、フライトミッションを簡素化して達成することができます。現場での急なルート変更や作成が必要な場合でも、このソフトを使うことで、簡単かつ正確にフライコントロールを作成できます。
3D点群データ作成

空撮した写真データを元に、3D点群データを作成します。3Dデータを作成する為に特別なスキャニングシステムは不要で、弊社ではAgisoft社製PhotoScanを使用しています。
CADデータ編集

得られた3D点群データを処理します。弊社では福井コンピュータ社製TREND-POINTを使用しており、このソフトでは断面図の作成、土量計算等も行えます。また、CADソフトと連携することで、TREND-POINTで作成したデータをもとに設計を行うこともできます。
使用ソフトウェア
-
- 複数枚の航空写真から、プロフェッショナル品質の地形計測データを生成することができます。また、高解像度のDEMデータおよびテクスチャー付きのポリゴンモデルと、GCPを含む高精度のオルソ画像の生成ができます。
-
- PhotoScanから得られた点群データを編集することで、縦断図面の作成や、メッシュ作成から土量計算を行うことができます。CADソフトと連携することで、地形図、立面図、断面図等の各種図面が作成できるので、業務を効率的に行うことができます。
UAV測量の流れ
FLOW
-
01
空撮
PCで事前にUAVの飛行ルートを作成し、測量場所でエリア内GPS情報付き連続ラップ撮影(隣り合う写真が重なり合うような撮影)を行います。
-
02
連続写真解析・
3D点群データ作成空撮した写真データを完全自動計算による高速処理を行い、3D点群データを作成します。
-
03
3D点群データ編集
得られた3D点群データを処理します。断面図の作成、度量計算や地表面モデルの作成等も行えます。
-
04
CADデータ連携・設計応用
CADソフトと連携することで、そのデータをもとに設計を行うこともできます。